BRAND HISTORY
1908
CONVERSE創業
ビーコン・フォールズ・ラバー・カンパニーでマネージャーだったマーキス・M・コンバースは、降雪量が多く、深い森や湿地帯の続く地域性に着目し、コンバース・ラバー・シュー・カンパニーを米国マサチューセッツ州モールデンに設立した。その翌年、雨や雪の中でも作業できるラバーシューズの製造を開始、その品質の高さから圧倒的な支持を受け、1910年には、350人の従業員を擁する地元の有力企業へと成長していった。
1917
CONVERSE ALL STAR誕生
創業者マーキス・M・コンバースは、雪の多い冬場に販売が集中するラバーシューズだけでなく、通年で販売出来る商品を必要としていた。そこで彼が着目したのが、当時YMCAで教鞭をとっていたネイスミス博士が冬場にできるスポーツとして考案した、バスケットボールであった。さまざまな試行錯誤の末に1917年、コンバースはバスケットボール専用シューズ「キャンバス オールスター」を開発する。当時のキャンバス オールスターは完成された機能とフォルムを持っており、特に足首を保護するハイカットのデザインは斬新とされた。まもなくプロの使用に耐えうる本格的なバスケットボールシューズへと成長、そのスタイルは現在のものと比べても驚くほど変わらない。
1922
YEARBOOK 制作開始
1922年、全米大学リーグでのスコアなどをまとめたイヤーブックの制作を開始した。創刊当時はカレッジの話題がであったが、プロリーグ発足後は内容も充実、一企業の冊子から全米中のバスケットボールプレーヤーのバイブル的存在へと進化した。このイヤーブックは、1983年まで60年以上も継続して発行され、プロリーグ人気はもちろん、バスケットボール文化の普及・振興の一翼を担った。